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(上)再整備後 当初は低水路を掘削し、河原を造成。その後、河原の一部が洪水に流されるが、再度、自然の水辺の復元を試みる (平成5年9月) (左)施工前 水深が浅く、植物も瀬も淵もない寂しい都市河川であった。 (昭和57年5月) |
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川づくりの概要 横浜市では過去の河川改修によって平瀬化して貧相な環境となってしまったいたち川の自然を復元するため、昭和57年度(1982年)から低水路整備による水辺の自然復元を開始し、現在までに約3kmの再整備が完了しています。 いたち川を再生するにあたっては、平常時における水深を確保(河川改修される前の水深に復元)することと、水辺に植生を回復すること、そして、瀬や淵などの河床の微地形を復元することをねらいました。 これまで試行錯誤を重ねながらさまざまな工法を試み、今では自然豊かな水辺を復元、すっかり地域に愛される川となりました。 川づくりのポイント ●以前の河川改修によって河道が拡幅され河床が平滑化し、平常時の水深が浅くなり、河川植生も喪失していたため、河川改修前の水面幅を基本に低水路を設けることにより、改修前の水深と植生を復元する。 ●低水路の水際や河原をコンクリートや大きな切石などで固めない。植物を基本にした土の安定化に工夫を凝らす。 ●木杭や捨石を使って早瀬や淵を造成する。 ●川の自然復元の真の担い手は川自身であることから、流水作用を活用して河道の微地形を多様化する。 ●魚や昆虫の生息場となる草むらの草刈りにも工夫する。水際に植栽した植物は刈り取りしないことを原則とし、水際の丈の低い植物はあえて刈らず、伸びすぎたものだけ根元から50cm程度残して刈り取る。また、河原の草は根元から20cm程度残して刈るようにし、丈が長く茎の堅いブタクサやセイタカアワダチソウは根元から刈る。 ![]() |