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近年、河川の環境に対する国民の関心はきわめて高くなり、保全から利用までその要請も多様化しています。このような情勢を踏まえて、従来より各河川でさまざまな調査や、多自然川づくり等の施策が推進されているところですが、21世紀に向けて、より安全でうるおいのある豊かな河川を創造していくためには、今後なお一層河川の環境に配慮した川づくりの推進が望まれます。 こういった観点から、国土交通省及び自治体により、全国109の一級水系の河川及び主要な二級水系の河川や直轄・水質源開発公団管理のダム及び補助ダムについて、河川を“環境”という観点からとらえた基礎情報の収集整備を目的とした「河川水辺の国勢調査」が実施されています。 〔ダム湖における具体的な調査内容、方法については、(財)ダム水源地環境整備センター(TEL. 03-3263-9921)にお問い合わせください〕 調査の内容は「魚介類調査」「底生動物調査」「植物調査」「鳥類調査」「両生類・爬虫類・哺乳類調査」「陸上昆虫類等調査」という6つの生物調査と河道の瀬・淵や水際部の状況等を調査する「河川環境基図作成調査」、河川空間の利用者などを調査する「河川空間利用実態調査」、「河川水辺総括資料作成調査」の9項目です。 ![]() 生物調査は、同一年度に全国109の一級水系の河川等のすべてについて、同一の調査項目を一斉に実施するのではなく、例えば一級水系の河川については、毎年各項目を109水系の1/5程度で実施し、原則5カ年で各調査が一巡するよう行っています。 また、河川調査及び生物調査の実施にあたっては、地方整備局等のブロック毎に当該調査に関し専門的知識を有する学識経験者を「河川水辺の国勢調査アドバイザー」として委託し、調査計画、調査実施、調査成果などについての助言を得つつ実施しています。 なお、この調査結果は「河川水辺の国勢調査年鑑」などにより公表しています。 |